職員室から帰ってくると、机の上に茶色い封筒が置いてあった。

「矢沢はる…や?」

そこには私の名前ではなく、矢沢春夜と書かれていた。






「俺の。」

急に横から声がして、慌てて見ると、寝ているはずのヤザワハルが目をあけてこっちをじっと見ていた。