「何よあれ!全然ダメージ与えて無いじゃない!」


「いや……精神的なダメージが……」


ひろきのそんな主張を、子豚が呆れ顔で否定する。


「何が精神的なダメージよっ!オヤジ、癒やされちゃってるわよ……」


確かに男、少し嬉しそう……


二番手…子豚


「次は私ね♪
実は私『超能力』が使えるの♪」


「超能力!それはスゴイ!期待出来る♪」


思いもよらない特殊能力を持つ子豚。果たしてどんな攻撃を見せてくれるのか?



「見せてあげるわ♪えいっ!」



ポタ…



「え?今、何したの?」





「フッフッフッ…
頭の上に鳥のフン落としてやったわ♪」



「そんなもん落としてどうすんだっ!」


すかさず、てぃーだとひろきのツッコミが飛ぶ。


「コブちゃん、もっと凄い物落とせないの?
車とか…」



「う~ん…あまり重い物はちょっと…『金タライ』位なら…」



「ドリフのコントかっ!」



子豚自慢の超能力も、ここではあまり役に立たなかったようである……