【コメコン2】国家組織に立ち向かえ~他二編




それから3ヶ月程が過ぎたある日……


あの10人は、再び東松菱電機の工場へと招集された。



開発部長
「今日、皆さんをこの場所に集めさせていただいたのは他でもありません……先日の皆さんにまとめていただいたアンケートに対し、開発スタッフ全員で話し合いを行った結果……」



シチロー
(どうせ、開発を断念したとかいう話だろ…そんなの電話かハガキで知らせてくれれば……)






開発部長
「試作品が完成しましたので、皆さんに御覧にいれます♪」


シチロー
「作ったのかよっ!」



試作品は、シチロー達の目の前にあるドアの向こう側に存在するという。


開発部長は、咳払いをひとつすると、自信に満ちた表情でそのドアを開けた。
















シチロー
てぃーだ
子豚
ひろき
「デカっ!!」



その姿は、ガンダムそのものの形状をしていた。

開発部長
「全長18メートル!
総重量60トン!世界最大、最重量のケータイです!」


ゆみ
「もはや『携帯』の意味を持たないと思うんですけど♪(笑)」