運命は必然に


1時間目は理科だった


はぁー…理科か…


私理科嫌い…



そう思うとパッと窓側を見た


いつも見てた桜は夏の準備をしていた


桜はいつの間にか散っていて


夏が来るのを知らせてくれてる気がした


私はキミが好き


夏になっても
秋になっても
冬になっても


…ずっと好き



『じゃあ藤阪この問題とけるか?』

あ、ともかあてられてる…


『解けますっ!!』

嬉しそうにともかは返事した


そう言えばともか理科すごい得意って言ってたなー…




そういえば空は何組なのかな



いつもあそこにいるけど…


しかも私より先に…




そーだ!!

今日はいつもより早く行こ!