運命は必然に



『行ってきまーす』



私はあのあといつの間にか寝ていた




ふぁあ…眠い…




『松本…??』

ドキッ

この声って…

後ろには清水くんがいた



『わっ!びっくりした…おはよう』

私は苦笑いで言った

だって…昨日の今日だし…


『はよ…うわーびっくりした…家ここらへんなの?』

清水くんは本当に驚いた感じだった


『うん、でもまさか清水くんに会うなんて…』



なんか気まずいなー…


って言いかけたけど私は
はっと気づいた



なっなんか話題!
ぁあ~私口下手だから…


なんて思ってたら


清水くんから話しかけてくれた



『あのさ、突然だけど俺松本のこと下の名前で呼びたいんだ』



私はいつの間にかドキドキしていた


恥ずかしくて下を向いてる私に清水くんは

『いや?』

と言って私のことを覗きこんだ


『やっ嫌じゃないよ!全然大丈夫!』



って…近いよっっ



パッと清水くんは顔を元の位置に戻した



『よかった!じゃあ…なみね?』


『あっ…はっはいぃ??』

恥ずかしすぎて死にそうになった


うわー…


こんなに人に好かれてるって恥ずかしいんだな…


なんて考えていると学校についていた