「…え………?」 気づけば、既に優梨亜はもう降りていた。 「あっ、優梨亜! ちょっと待っ………」 ………言いかけて、フリーズ。 なんでかって? 校舎ですよ、校舎。 …っつーか、これ校舎じゃなくない? 世界遺産のヨーロッパのお城かなんか? …目の前の光景に絶句した。 子供の頃、童話のお姫様の住むお城を思い描いたイメージにぴったり!! まさか、こんな歳で巡りあうなんて………。