「……………へっ?」 あっけにとられた。 駿に見せられた目覚まし時計。 短針が8、長針が4を指している。 「8時…20分………?」 「ピンポーン。正解! 華憐ちゃん、よくできましたー」 「ふざけんじゃないわよっ!!!!!」 「いってぇぇぇっ!!!」 一発拳で頭を殴ってやった。 駿が頭を抱えて蹲る。 …おおげさだっつーの。 「ってか、遅刻しちゃう───っっ!!!!!」 あたしは急いで制服に着替える。 …あ。