まだ非現実的な夢を見ていたように思う。 昨日のあの一連の出来事…、 まだ現実だったとは信じられない。 …でも、机の上のあの手紙が現実だということを物語っている。 ………学校、行きたくないなぁ…。 だけど、優梨亜に会いたい。 …行くしかないよね。 あたしは重い体をあげて、制服に着替えると早々と家を出た。 …そして、そこには思いもよらない人物が……… 「…よっ」 ………立っていた。