御曹司が恋したお姫様!?㊤




また睨み返すと、負けじと眼力を強めて睨み返してくる。


…前からわかっていた。


こいつは華憐に惚れてるって。


しかも、オレなんかよりずっと前から………。



「さすがの私もそれほどまで愚かではありませんので。
執事としての形でも華憐お嬢様のおそばにいられるならば、そう簡単に辞められるものではございません」



不気味な笑みをその綺麗な顔に称えて、微笑みかけてくる。


…その笑みが、変な恐怖心を煽った。