「ただいまー」 無事帰宅。 あんな変な騒動があったとは思えないほど、あたしの心は平常心だった。 なにか、非現実的な夢でも見た後のような気分…。 ま、もう関係ない。 城ヶ崎潤も何もかも。 あたしには関係ない。 「かれ────んっっ!!!!!」 お母さんがいきなりリビングからあたしのところまで走ってきた。 相当動揺しているよう………。 「…どうしたの?」 「お父さんが………、 お父さんの会社が……………」 「お父さんの会社?」