御曹司が恋したお姫様!?㊤




…そうだった。


隣には葉山さんがいるんだった………。



「そうでございますね…」

「…え?」

「いえ、私も美織様や伊織様にはお幸せになって頂きたいと思いまして。
…愛する人に想いを伝えることで、何かが変わるかもしれませんから」



そう言う葉山さんの目は、どこか遠くを見ているようだった。


なにかに想いを馳せているような…


そんな様子だった。



「ですよね…」

「ええ」

「あたしも勇気出しましたもん。
潤に想いを告げる時は」