あながち、冗談ではないんだけどなぁ…。 鬼の副長・土方さんみたいなのもタイプなんだけど。 「だから、今度はあたしが後押ししてあげたいの。 ………美織ちゃんが後悔しないように」 あたしは真っ直ぐ美織ちゃんの綺麗な漆黒の瞳を見据えた。 吸い込まれそうになるほど、大きな瞳──…。 だけど、あたしも負けじと目力を強めた。 …つもりでいた。 「………ありがとう。 私ね、決めてたのよ。 この想いは絶対に告げないって。 …だけど、少し考えてみる」