「でもね、あたし変なの。 世界一大嫌いだった潤が、いつしか世界一大好きな潤に変わってた」 「お前………」 「あたし、好きなの。 潤が好きなの。 気づいたら、好きになってた………」 もう泣きそうだった。 改めて考えれば、潤があたしを本気で相手にするはずがなかった。 潤はあの城ヶ崎財閥の次期後継者。 あたしは庶民。 釣り合うはずがなかった。 身分も、そして外見も。 中の下なあたしに対して、潤は上の上の極上だ。