「華憐様、よくお似合いですよ」 「ありがとうございます…」 あたしは自分の伸長よりも高い大きな鏡に映る自分の姿に、思わず言葉を失った。 見慣れたいつもの自分じゃないみたいに思える。 「こんな素敵なドレス…、あたしなんかが着ちゃっていいんですか?」 「何をおっしゃいますか。 潤お坊っちゃまが華憐様のためにと、特別にお見立てしたドレスでございますゆえ」 鏡に映るあたしは、純白のドレスを身に纏っている。 長く広がったドレスに、手には長くて真っ白の手袋………。