実の母親に、そこまで嫌われていたことを思い知らされたら………。 そう考えると、あまりキツイことは言えなかった。 「じゃあ、また明日ね」 「…うん」 「そんな泣きそうな顔しないでよ」 「泣きそうなんだから仕方ないじゃん………」 「また明日会えるじゃない」 「会えるけど………、ここから寮までが………」 「大丈夫よ。 潤についてきてもらえば」 「だから、潤は………」 「はいはい。 頑張りなさい。 もし何かあれば、電話して。 すぐに駆けつけるから」