すっかりふてくされたあたしを、半ば強引に引っ張りながら、美織ちゃんと優梨亜と教室を出た。 「校門前に本家からの迎えがきているはずだから、私たちは先に校舎を出ましょ」 「伊織さんは?」 「伊織なら、後からすぐに追いかけてくるはずだから」 「だったら、あたしも美織ちゃんや華憐とは校門でバイバイになるね」 「優梨亜まで!?」 「あたしも実家から迎えがきてるから」 「…北条くんは?」 「司くんも後から北条家の車で追いかけてくるはず」