「義理のお父さん。 お父さんが亡くなって2年後ぐらいに、お母さんが再婚したの」 「…お前、その親父のためにオレの命令に従ってこの学園に編入したのか?」 「…だって、お父さんに変わりはないもん。 あたしは今のお父さんのことも、ちゃんとお父さんだと思ってるから」 涙で声がかすれそうになる。 …やっぱり、辛かった。 ここ5年ぐらいは記憶の奥底に仕舞ったきり、思い出したことはなかったのに………。 潤の話を聞いて、思い出してしまった。