「マジで気にしなくていいから」 「…うん」 「だから、もう泣くな」 「…うん」 ──…その時、あたしはどうかしていたと思う。 もしかしたら、この縁側から見る幻想的な月夜の景色に酔っていたのかもしれない。 「少しだけ…、このままでいさせて………」 あたしは隣に座る少し高い潤の肩に頭を乗せていた。 きっと、他から見ればドラマでよく見るラブシーンのように見えるかもしれない。 その時、あたしはただ………