「………んん」 背伸びをする。 目を開けてみる。 広がるのは暗い部屋…、 この散らかり様はあたしの部屋だ。 …あ、そっか。 家に帰ってきて、ベッドにダイブして寝こんでたらウトウトしてきて……… あのまま寝ちゃったんだ。 んじゃ、今何時…? …げっ。 もう8時じゃない! ご飯食べなきゃ!!! あたしは急いで2階の自分の部屋から1階のリビングに駆け降りた。 「お母さんーっ! ご飯食べるーっ」