「………大してそんなこと思ってないでしょ」 『まぁねー』 …ただ、小鳥遊家の美織ちゃんや伊織さんと仲良くしているということについてはすごく驚いていた。 あたしは知らなかったお家柄だったけど。 やっぱり有名らしく、お母さんも知っていた。 「潤も潤よね。 なんであたし目つけられちゃったのかなぁ………」 その理由は目に見えている。 …実際は見えないけど、見えている。 あのショッピングモールでの一件…。 あれさえなければ、あたしは普通に暮らしていた。