「でもでもでもっ!!!!! あたし、すっごい寝相悪いんです!! その辺にある高価なもの破壊しまくる危険性が………」 あたしがそう言うと、電話の向こうで伊織さんが吹き出した。 「あたし、なにか面白いこと言いましたっけ…?」 『華憐ちゃん、うちは寝室にそんな高価なもの置いてないよ。 “破壊しまくる危険性”って、そんな面白いこと言わないで』 そう言いながら、伊織さんは直も電話の向こうで爆笑している。 …事実なのになぁ。