泣いても仕方ないのに………。 涙をこらえながら、いつもの分かれ道にきた。 この分かれ道であたしと優梨亜はそれぞれの家の方向に分かれて帰る。 「…じゃ」 いつものように、素っ気なくすぐ背を向けて帰る優梨亜。 あたしは思わず、その背中に声をかけた。 「…また明日!」 そう。 “また明日!” 明日も会う約束。 「また明日ね」 振り返った優梨亜は微笑みながら、そう言って帰っていった。