それに、こんなカッコイイ人が身近にいて惚れるなって言う方が無理だと思う。 「あたし、もう失礼します」 あたしはそう言って立ち上がった。 「えっ?まだいていいのに…」 「そうだよ。 うちは全然迷惑じゃないんだから」 「ううん。 いつまでも居座ってたら、宿題やる時間もなくなるでしょ? …あー、でも美織ちゃんに少し送ってもらおうかな。 美織ちゃん、迷惑じゃない?」 「大丈夫。 伊織、ちょっと可憐送ってくるわ」 「分かった。気をつけろよ」 「分かってる」