「…待っててね」 整った顔で耳で優しく囁いて………。 これで平常心保てるわけがないじゃん!! 「伊織も大変ね。 最近、お茶会ばかりで」 「なんでお茶会? お金持ちのことはよく分かんないけど………」 「小鳥遊流の次期家元、小鳥遊伊織。 聞いたことない?」 「…さぁ………?」 「うちの家元。伊織なの」 「いいいっ…伊織さんが!? …と、言いますと………、 伊織さんと美織ちゃんの実家は…、茶道の小鳥遊流の………」 「うん」