「美織様!!」 「申し訳ございませんっ!!」 「どうかお許しください~っ!!」 たちまち美織ちゃんに頭を下げて謝りながら、さっと道をあけてくれた。 ………なに、これ。 十戒? モーゼ並みにすごくない!? 「………まるでモーゼ…」 優梨亜も呟いた。 …これ、リアルモーゼだよね? 見事に人並みを裂いて道を作るって………。 「私も伊織も恐れられてるみたいなの。 潤と仲良いし、家柄が家柄だし」