「レンッ!!」

「なあに、ゆう?」

「あたち、レンがスキっ!」

「・・・俺も!」

夕暮れの公園で言う2人

赤く染まる景色 そよそよとふく風

懐かしい匂いがした


「・・・う・・・」

「・・・ゆう・・・」

あたしを呼ぶ声

あなたは・・・誰?


「ゆう!!」
「ふぁっ!!」
「・・・コホン
問3の答えは?」
「え?あ・・・」

どうやらあたしは授業中に寝てしまったようだ

しかも怖~い数学の佐藤先生の授業で・・・

「えっとぉ~・・・」
「√5だよ」
「え?あ、ありがとっ
√5です」
「・・・よろしい」

ふぅ~、なんとか逃れた・・・



今あたしを助けてくれたのは隣の席であってあたしの幼馴染の日向レン
美少年で頭がいい
小さい頃から大好きだった