夏休みは終わり学校が始まる

長い休みが続いたせいかみんなぐったり

君と同じ学校の俺はよく君を見掛けるようになった

考えてみれば制服姿は出会ってからは見たことがなかった分休み明けに見た君の制服姿は恐ろしいほど可愛かった


「正直あれはやりすぎだよぉ・・・」

俺は内心そう思っていた

前々からだが君を意識するようになって

学校ですれ違うのが凄く恥ずかしかった


授業中教室から君を見掛けると

君は笑顔で手を振ってくれた♪

俺も勿論手を振っていたね♪

学校の休み時間とか授業始まる前の時間も

少しずつ隠れて会うようになってきた


学校の中でコソコソするのは凄いドキドキ

付き合ってはいないのにいつも一緒にいてくれる君を離さずにはいられなかった


そんなある日付き合ってもいない前の出来事である

いつもと同じように君を呼び出して話をしているときに事件は起きた・・・


事件と言うのは誰かに見つかったとかでもなく二人の関係にかんする事を事件とよんだ



忘れないよ大事なこと


この事がきっかけで君との距離は一気に近づいたことを


忘れないよ大事なこと



あの日が新たな始まりということを