本当はたくさん


話したいことがあった。


克己とであってから


ちょっぴり人生が


輝きはじめたこと。



いっしょにいると


何だって出来るような


気持ちになること。




たかがお財布で


心にすっと現れた


小さなミゾ


克己が遠い存在に


感じられる。



何気ない会話をしながら


今感じている距離感を


埋めたくて


どうしたらいいのか


考えていた。