「星が輝くのってなんでだと思う?」

君は僕を試すように聞いた

「暗い夜に誰も怯えないように?」

君は笑った


君が探す景色はいつも僕の部屋の壁紙になる

君が何か探す度に僕の部屋は広がり続ける


「もし夜が暗くなかったら?」


君はいつもそうやって僕を困らせる


「夜は怖くないし星は見えないよね」

僕はいつも手探りで君の心を掴もうとして


掴め無くて…