次の日。

屋上…

「え!?あゆみ、コレ1日でやったの?」

「うん!これで岡本くんとも話合わせやすくなるしね」

「…も〜、ホント、あゆみのそーゆートコ好きだわ」
「ホント〜?ありがとね」
「頑張れ!あゆみ!!」

「あ!そうだ!」

「何?」

「コレ!」

「何それ?」

「ただ告白するだけじゃ、失敗率高いでしょ?だから、目標達成できたら告白する!」

「目標?」

「ホラ、見てみて!」

「Step1、『名前を覚えてもらう』Step2、『顔を認識してもらう』Step3、『会話する』Step4、『さりげなくボディタッチ』〜?」

「どう?」

「あゆみ…ホンキだね」

「あたしはいつだってホンキです〜!!」

「好きなんだね、岡本くんのコト」

「うん!大好き!!岡本くんは運命の人だよ」

「……」

「ちょっと〜!聞いてる??」

「ハイハイ」

「真美…あたし、卒業式までに絶対に告白する!」

「……頑張れ」