「よ……かったぁ……!
直人、音遠ちゃんがいなくなってから死にそうなくらい必死で探してたんだぞ?」
――マジでかっ!
けど死にそうなくらい必死っていうのは……
言い過ぎだね、うん。
きっと……般若のようにおっそろしい顔で、私を探してたんだ……
想像したらガクブルだ……!
「今から直人に電話するから」
そう言って豊さんは、
病室だというのに平然と携帯で電話しだした。
「あ、直人?俺俺。
は?俺俺詐欺古いって?
んな素っ気ない返事せんでもイィだろーが!
それより大ニュースだ!
音遠ちゃん、見つかったぞ!
あ?んな慌てんなっつーの、気持ち悪ぃ。
今俺んちの病院で入院してる。
あ?うん。とりあえず今すぐ来いや。
はぁ!?寝顔見るな!?
死ねシスコン!」
笑いながらそう言うなり……電話を切った豊さん。
……ツッコミ所満載な電話内容でした。
沢山の疑問が出てくる。
まずは……
「あの……ココって……豊さんちの病院なの……?」
第1の疑問。
「え?うん、そうだけど。
ちなみにこの人が父さん。ココの院長だよ」
「へっ!?」
