私の兄は、アイドルです。

 




「はぁ!?ひでぇな音遠!
俺、これでもまだ高3なんだけど!」



「えっ!?そうなのっ!?ごめんなさいっ!」



春サンの言葉を聞いて、
慌てて頭を下げて謝る。



春サンって……
私と同じ、高校生だったの……!?


見えない……っていうか

めちゃくちゃビックリなんだけど!




「まぁいいさっ、
俺以外は皆大学生だからよく間違われるけどなっ」



「そうなんだ!
皆大学生なんだっ?」




お兄ちゃんが大学生だから、
多分皆それくらいだろうとは思ってたけど……




私の言葉を聞いた春サンは、
少し呆れたように笑った。




「はは……、
“そうなんだ!”って……
音遠知らなかったのか?

俺は18歳で高3。

優希は早生まれだから19歳で大学2年。

豊と直人は、同じ年で大学4年だよ」



親切に教えてくれた春サンの言葉を聞き、
感嘆の溜め息を漏らした。




「へぇぇ……
知らなかった!」



っていうか
お兄ちゃんと豊さん、
同じ年なんだ?




「はは、さすが音遠……」



わ、春サンなんかめちゃくちゃ呆れてる……?