…そしてその日の夜…誕生の日はやってきた。 「ヤバイ…生まれそうなの…ウッ」 「ガンバレ!もうすこしで病院だから…!!!」 「ウッ…うぅ…」 「大丈夫!俺がいるから!!」 彼の袖をギュッっと掴んだら、彼があたしを優しく赤ちゃんとあたしを守るように抱きしめてくれた。