かなり時間が経過したかもしれない。

 歯無は目を覚ましては目を閉じた。そしていつの間にか眠っていた。

 また、目が覚めた。すぐに眠った。

 首も腰を痛くなり、さすがに眠っていられなくなった。

 歯無はやっと起き上がった感じである。

 何度も同じ繰り返しをするのは、これから先の行動が判断出来ないでいたので、眠ることの繰り返しをしていたのだ。

 どうする?

 思考は停止したままだ。

 歯無は急にお腹が鳴った。

 空腹だからだ。食堂に行った。脳にも栄養を与え、すばらしいアイディアがひらめくことを期待した。