「坂本さん!萩のおはぎどうですか」

玄瑞は龍馬におはぎを薦めて言った

「まっことこんなにうまいおはぎは初めて」


「ところで、坂本さん
旅は徒歩ですか?着替えとかはどうしたんですか?」
「そうじゃのう
途中の宿で洗濯ぜよ!
温泉はまっこと癒されるぜよ
金持ちじゃけん温泉宿に泊まってきたんぜよ」

「な!攘夷とは名ばかりの旅行ですか?
坂本さん」

「わしはのう、玄瑞どの
まっこと風呂入って
洗濯してる時に考えたぜよ!
日本を洗濯したいぜよ」

「日本を洗濯…よく分かりませんが
坂本さん流の攘夷ですね。失礼しました」

こうして玄瑞もまた
龍馬のデカさを感じた。