「象君!信じるな!そいつは悪魔だ。」

「また騙してイタズラするんだろ!最低なやつらだ」



"悪魔はイタズラ好きな生き物"
いつしかそのイメージが大きくなるにつれて
悪魔にとってイタズラとは宿命みたいな物になっていた







「でももう行かなきゃ。信じるしかないよ!」




その時また激しい雨が降り出した

傘を持つ悪魔は笑う
まさに悪魔の微笑み





「傘を貸してくれないか?」


悪魔
「ダメだ」




「お願いだよ」




悪魔
「ずぶ濡れで走れよ。玉乗り象なら何でも出来るだろ?」



そうこうしてると郵便局員が事務所から地図を持ってきた