「わぁ!桜じゃぁぁぁん」



桜がつぼみだったり
ひらいてたり

7分咲きぐらいの桜が

堤防にずらりと並んでいる




「美桜ほんとに好きだね『桜』」

そう述べたのは

原 朋 ‐はら とも‐ 

あたしの真友

何年生からの付き合いだろ?

何気に馬鹿やって真面目ちゃんやって

趣味は多少違うけど気が合う子




あたしはすかさず返事を返した

「しょうがないじゃん好きなんだから」


「それ理由になってないよ」


「い、いいんだよ!他に理由はちゃんとあるんだから」


「その理由を見に来たんだもんね美桜★」


「もちろんさ!!朋」


そうその理由と言う物を見に来たんだ