ドサササッ!!
「!!」
その場にいた全員が動きを止めた
切りかかろうとしていた海賊の上になにかが降ってきたのだ
海賊は踏みつけられ顔は心なしか地面にめり込んでいるように見える
「ずいぶんとまぁ楽しそうじゃねぇか。」
海賊の上に降ってきた男、ルーク・フォームスは海賊の上に乗ったまま他の海賊達を見渡した
「ざっと見50人程度か……。やめときな、あんた達じゃこの島は潰せないぜ。」
余裕の笑みでそうゆうルーク・フォームスに海賊達はわけがわからないといった顔をした
その時、
「ぷはっ!おいてめぇいつまで乗ってやがる気だ!!」
踏みつけられた海賊が地面から顔をだしルーク・フォームスに怒鳴りつけた
「………誰だお前。」
「こっちのセリフだこのクソガキ!!」
(知らずに踏みつけたのかよ……!!)
ルーク・フォームスはとりあえずといった感じで海賊の上から退くと、兄貴を見た
「どうすんだ?」
挑発的な笑みを向けるルーク・フォームス
「……帰ってもらうしかないよ。」
目を伏せため息を吐く兄貴
