☆裕樹サイド☆

「俺が高校1年の時だった。」

「あの時の俺はイジメられてて学校にも行きたくなくなって不登校になりかけあの俺だったがその時手さしのべてくれたのが、皐月なんだ。

それからそいつに助けられてしかいなかった。

家出した時とかいつも皐月~♪って頼ってた。

そんな優しかった皐月を俺は好きになったんだ。 

それから、俺が告白して付き合い始めたんだけど・・・。

沢山彼氏がいてよぉ!俺ビビたわ!

ホント、別れて正解だった。

男遊びはひどいくせに別れてもいつも俺にメールか、電話してくるんだよ。

それからと言うもの何の変化もなしにのこのこと現れて。

探そうと思った時にはいないし・・・

だから俺千尋が好きっててもないのに・・・勝手に俺の彼女探しかよ。おせかいすぎる!」

「裕樹はそれで後悔してないんでしょ?」

「あ~するわけないじゃん。」

「それなら良かった。」

「おう。じゃ!学校行くか!」

「え~もう遅刻ついてるよ。きっと・・・」

「奥田さん心配するだろ?」

「ぶぅー」

「子豚行くぞ!」

「豚じゃない!」

「さっきブゥーって行ってたから♪(笑」

もう皐月なんかに頼らない。俺は変わったから・・・。

皐月なんていなくたって千尋が入ればいい。

と今は思う・・・。