「あがって」
龍真はあたしの家に着くと驚いた顔をした。
「でっ、でけー家…」
「さっさと上がれば?」
あたしは自分で連れてきたにも関わらず冷たく言い放った。
「あたし、先お風呂入ってくる」
そしてあたしはお風呂場に向かった。
――――――――。
「龍真?上がったからあんたも入ってきなよ」
そう言って龍真を見るとココアと楽しそうにたわむれていた。
「こいつ可愛いなっ!!」
「いいから早くお風呂入ってよ」
「はいはーい。」
そう言って龍真はお風呂場に向かった。
これでいいの…
あたしはこれで…
誰もあたしを必要としてないから…
親も龍真も友達も優人も…


