―冷心―レイシン





「キモい離れて」



あたしはなるべく冷静に言った。





「なぁーんだ、、せっかくいい思い出になると思ったのになぁ~(笑)」




なにが思い出だよ。




「ま~でも悩み事ある子を無理矢理襲うほど俺は嫌な男じゃないよ♪」




そう言って龍真はあたしから体を離した。



悩み事・・・か・・・




「いい加減服着て」



「へいへい」



それからしばらくして龍真が服を着て戻ってきた。




「ちょっと腹減ってきたなー、、コンビニでなんか買ってくるわ~」



「あたしも行く、、」





あたしは何故か一人で居たくなくて咄嗟に言った。