『次は〜K市〜K市〜』 K市は麗香の学校があるからここでおそらく降りるだろう。 恥ずかしくて、麗香に早く去ってもらいたいという気持ちとまだ一緒にいたいという気持ちが交差する。 プシュ―……… ガタンッゴトンッガタンッゴトンッ 麗香が去って行った後の電車は空気が凍ったように静まりかえったように感じた。 この時俺は感じた。 俺の世界は麗香中心になっているんだと……。