――ガチャ
「さむい。」
今は真夏なのに、なんだかダルくて寒い。
生暖かい風が気持ちいい。
「なんで今更金沢達海が………」
紗輝奈は言った。
あたしは何となくわかっていた。
千晴から電話がかかってきた時から…何かしらあるな。と予想はしていた。
だが…まさか達海の野郎が転校してくるなんてな……。
あたしがボーっとしていたら屋上の扉が開いた。
「おう。聞いたぜ。金沢達海が転入してきたんだって?」
「やっかいな事になりそうだな…。」
皆さん忘れていませんでしたか?
俊哉と颯人です。
「おぅ。久しぶりだな」
「まぁな。」
「ダーリンッ!!」
紗輝奈は颯人のほうに尻尾を振って会いに行った。

