シムーン

「――ッ、はっ…」

唇を離した時、俺は限界だった。

けど、彼女の方はかなりつらいみたいだ。

激しい運動をした後みたいに息が切れている。

大丈夫なんて聞ける状況じゃないだろう。

自分の行動に、反省した。

どれだけ欲求不満なんだか。

「――ごめん…」

呟くように、俺は彼女に言った。

何に対しての言葉なのかよくわからなかったけど、俺は言った。

「――気にしてなんか、ないです…」

熱っぽい目を俺に向けながら、彼女が言った。