そう言ってお辞儀を すると私は走り出した。 先生は追い掛けて来ない。 終わった。 終わっちゃったんだ。 私の小さな大恋愛。 現実はドラマみたいに 行かなくて。 切なくて 悲しくて 寂しくて 痛くて 辛くて でも 暖かくて 嬉しくて 幸せで 笑顔になれて 何より、愛しくて。 普通の生活の中で、 先生だけが私の中で キラキラしてた。 私に光りを与えたのは、 先生、貴方だったよ。 降りしきる雪と、 止まらない涙。 _