私は、そんな山田君を不思議に思って、ずーっと。見ていました。 でも、山田君は、何も喋らず、もちろん。誰とも喋らず、給食だけを見つめ、食べていました。 山田君は私の視線に気づいてないようで、その後もずっと給食を食べていました。 ふと、私の目線が山田君の給食を捕えました。