ー・・・・・・・・- 「・・・ぬぉっ!」 ベッドから起き上がって引力に身を任せて床に着地した。 ベランダに出て手すりに腕を置いて、ぼーっとまばらな車の流れを見つめていた 卒業しよう・・・・。 「卒業しよう!」 大きく伸びをした。 そして大きく息を吸って吐いた-。 数ヶ月前の人の温もりや、愛や、あの太陽みたいな笑顔を忘れたわけじゃなかったけど、何かが出て行った気がした。