「リンは制服だし、高校生?」
ユウトの問いかけに首を振った
「え?なら、中学生??」
「うん」
ユウトの顔が青ざめていくのがわかった
「俺、軽く犯罪じゃん…」
「大丈夫だよ、誰にも言わないから」
「本当に?」
「うん。あたし、帰るね」
鞄を持って立ち上がると
ユウトも一緒に立ち上がった
「その…ごめん」
「謝らないで、
簡単についてったあたしが悪いから」
私はきっともう2度と
会うことはないだろうこの人に
最後の笑顔を見せた
「さよなら、」
玄関の戸が、がちゃんと閉まる
私は足早にマンションを後にした

