ご飯を食べていると リンが思いだしたように 「あ、」と声を出した。 「ねぇ裕、 もう1個だけ質問していい?」 「ん、どうぞ。」 「裕って、どんな仕事してるの?」 「んー…一応…」 「一応?」 「一流企業の商社マンかな?」 「…じつは凄い人なんだ…」 びっくりしたように言うリンに 僕は苦笑いしか出来なかった