PiPiPi…PiPiPi……




僕はアラームのなる携帯を止めた



べッドの中にいた女が
もぞもぞと動きだす





「んっ…もう朝ぁ?」


「そうだよ、僕はもう帰るからね。」


「え、ちょっと待ってよぉ…」


「じゃあ、ばいばい。」




安っぽい別れの言葉と
軽いキスをしてホテルの部屋を出た。